AFCチャンピオンズリーグ(ACL)って何?
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ACL
Jリーグを見ているうちに「ACL圏内」なんていう言葉を聞くことがあると思います。
その「ACL」ってなんなのでしょうか。少しご紹介してみます。
ACLって何?
ACLは正式名称を「AFCチャンピオンズリーグ」といいます。「アジアチャンピオンズリーグ」と呼ばれることもあります。
その名の通り、アジアのチャンピオンを決める大会です。
アジアのそれぞれの国のリーグから、出場条件を満たしたチームが頂点を競います。
アジアのクラブチームにとっては、もっとも権威のある大会です。
Jリーグのチームも、一定の条件を満たせばこの大会に出場することができます。
ACLにはどうしたら出られるの?
では、JリーグからACLに出場できる条件はどのようなものなのでしょうか。
基本的には以下の4チームが出場できます。
・J1リーグ戦1位から3位までのチーム ・天皇杯優勝チーム |
ただし、以下の場合にはJ1リーグ4位のチームがACLに出場できます。
・天皇杯優勝チームがJ1リーグ戦で1位から3位までに入っていた場合 ・天皇杯優勝チームがアマチュアチームであった場合 |
ACLに出場できるのはプロチームだけですから、天皇杯で優勝したチームがアマチュアチームであった場合にはそのチームは出場できません。
ちなみに、過去に例はありませんが、J2チームが天皇杯で優勝した場合にはACLに出場できるそうです。
14年シーズンから始まるJ3はプロとアマチュアの混合チームになるそうなので、プロチームなら出場できる、アマチュアチームなら出場できないということになるのでしょうね。
ACLって何がすごいの?
では、そのACL、何がすごいのでしょうか。
まずは、海外チームとの公式戦ができること。
Jリーグの所属チームが海外のチームと公式戦で闘う機会はあまり多くありません。
このACLと、ナビスコカップで優勝したチームが出場できるスルガ銀行杯くらいではないでしょうか。
海外のチームと対戦した経験値は、チームが成長するためのとっても大きな財産となります。
さらに、ACLで優勝するとFIFAクラブワールドカップへの出場権が得られます。
FIFAクラブワールドカップとは、各大陸のチャンピオンが集ってその中でのトップを競う大会。
つまり、その年の世界一を決める大会です。
ヨーロッパや南米のチームと戦うチャンスも得られるこの大会。
世界の舞台でJリーグチームが闘うのは、そのチームのファンでなくとも興奮するものです。
ひいきのチームが世界に飛び出すチャンスであるACL。 この出場権を得られるか得られないかは、今後のチームの成長に大きく関わってくるのです。 |
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