【鳥栖遠征】「ミンチ天」FC東京サポーターとビールに良く合うご当地お惣菜の関係とは
「食べ物を売るならいなごに挑戦状を叩きつけろ」というのは今やJリーグの常識となりつつありますが、その法則を最初に発見したのはもしかしたらこのお店かもしれません。
ベストアメニティスタジアムの隣にあるフレスポ。その中にあるスーパーがFC東京戦で大量のミンチ天を販売したことが、今思えば始まりだったような気がします。
ミンチ天とは
ミンチ天とは、九州地方で販売されているお惣菜。
魚肉に玉ねぎを加え、パン粉をまぶしてあげたものです。
オーブントースターで温めて、マヨネーズをつけて食べると非常に美味。
お酒のおつまみとして大活躍してくれます。
ミンチ天とFC東京サポーターの出会い
事の始まりは2011年。FC東京がJ2に降格した2011年。
鳥栖には「ミンチ天」なるお惣菜があると聞きつけたFC東京サポーターは、ベアスタの隣にあるスーパーでそのミンチ天を買いつくし。
鳥栖ではごくごく一般的に販売されているのだというこのミンチ天、急に販売数が伸びたことで混乱したスーパーは翌日の仕入れを増やしましたがさっぱり売れず。
お店の方はますます混乱したことでしょう。
FC東京サポーターへの大々的アピール…そして完売へ
翌年2012年にもFC東京サポーターを迎え、お店側もFC東京戦の日にミンチ天が完売するという法則に気が付いたのでしょう。
2013年には売り場を大幅に拡大し大々的にお迎えしてくれました。
このミンチ天が
こんな感じに。
最後には無事完売したようです。
東京への出張では毎回完売
FC東京のイベントでは、過去数回ミンチ天が販売されましたがいずれも完売。
ファン感謝デーが行われた日には吹雪だったにも関わらず、会場のミンチ天だけでなく近所の府中伊勢丹で行われていた九州物産展のミンチ天まで勢い余って完売させる始末。
FC東京サポーターがミンチ天を有名にしたと言っても過言ではないかもしれません。
FC東京サポーターに挑戦状を叩きつける飲食店、出されたものは残さず食べるFC東京サポーター。
売れてうれしい、食べてうれしい、そんなwin-winの関係を築く基礎を作ってくれたのがミンチ天であるとも言えます。
そんなご当地名物「ミンチ天」
鳥栖に行った際にはぜひ食べてみてください。