【松本遠征】スタジアムも景色も素敵な松本で、一番素敵なのは「サポーター」だった!
松本山雅と言えば、素晴らしいスタジアムを持つことで有名です。
そのスタジアムのまわりを山が囲み、本当に美しいスタジアムとなっています。
しかし、それよりもさらに有名なのがサポーター!
今回の遠征で、そのすごさを体感してきたのでご紹介します。
大迫力の応援
松本山雅が一躍有名になったのは、2009年の地域リーグ時代に天皇杯で浦和レッズを破ったことがきっかけだったのではないでしょうか。
そのころから注目されていたこととして、地域リーグにも関わらずスタンドを埋め尽くすサポーターの数とその大迫力の応援があります。
今回、初めて公式戦でその様子を目の当たりにしたので動画を撮影しました。
まずは、手拍子からの「松本山雅」コール
これだけでも感動する迫力でしたが、本領発揮はこの後でした。
全員が中央に密集し、肩を組んで歌う「山雅が好きだから」
♪どんな時でもオレたちはここにいる 愛を込めて叫ぶ 山雅が好きだから♪
この一体感、半端ない。
さらにすごいのは、ゴール裏だけでなくバックスタンドの一番端に座っている人までみんながチャントに合わせて手拍子していること。
他のチームではこういった席に座っている人は応援に関して完全に傍観者となっていることも少なくないのですが、一人残らずと言っても過言ではないくらいの応援への参加率でした。
しかも、その応援の発生は本当に自然なもの。
応援団ががなり立ててようやくといった感じではないのです。
どうしたらこんなに雰囲気のいい応援ができるのか、その秘訣を知りたいところです。
アウェイサポーターに超やさしい!
この日、初めて松本駅からアルウィンに向かうこととなった私たち。
松本駅前のシャトルバス乗り場に向かうまでに少し迷ってしまったのです。
乗り場を示す看板を見ながらきょろきょろしていると、その場にいた松本サポーターの方が「そこを曲がってすぐですよ~」と乗り場を教えてくれました。
スタジアムに到着してからは、出入り口付近で連れと「再入場できないんだね」なんて話をしていると「1番のゲートからなら再入場できますよ」と教えてくれるサポーターも。
これらはいずれも、私たちから質問をして教えてもらったわけではありません。
ただ少しその場で戸惑っていただけでしたが、その様子を察知して声をかけてくださったのです。
そんな体験をしたのは私たちだけではなかったようで、Twitter上には感激の声がいくつも上がっていました。
シャトルバス降りたら隣の山雅サポのお姉さま(私の世代より上の意)が、
「待ち時間長いでしょ、どうぞ」ってコレくれたんだけど。
代わりに勝ち点3持ってかれそうでコワい(笑)
http://t.co/ZoUjuIw3uQ
#fctokyo #yamaga
— ちろP (@chiromame) 2015, 6月 7
うちのグッズ売店がものっそい数の山雅サポに襲われてた あんまり凄いんで写真撮ってたら最後尾に並んでたお兄さんが「標高高いからすぐ日焼けするからねー気を付けてねー」って教えてくれた 超親切(*´ω`*)
— 仁 (@hrpk28) 2015, 6月 7
「東京から来たんでしょう?」と子どもにオヤツくれる山雅の売店バモス! @ 松本平広域公園 総合競技場アルウィン https://t.co/V4WgPQDYK0
— ウッチ (@uchib) 2015, 6月 7
アルウィン到着!すれ違う山雅サポかみんな 「こんにちは」 と挨拶してくれる! 気分が良くなる!
— tsuru@FC東京ストロングマシン2号 (@dazdazy) 2015, 6月 7
シャトルバス停への道を山雅サポの方に尋ねたところ「今から並んだらすごい時間かかるから、うちの車(お迎え)に乗って行きなよ!」とご厚意で松本城前まで送っていただきました。
ありがとうございました!
#yamaga #fctokyo pic.twitter.com/qZg8lVcmMC
— Uka74. (@uka74_kunugi) 2015, 6月 7
歩いて松本駅に向かい始めて5分。山雅サポさんに声をかけられて親切に同乗を勧めれれて駅に無事についた。
ほのぼのネタとかそんなんじゃなくてもっとアツいホスピタリティを感じたぜ…
松本の街は山雅愛に溢れてます!! #fctokyo #yamaga
— ばんぶ~ (@Ag_Vin) 2015, 6月 7
呟けない仲間のかわりに、高速バス停から1人とぼとぼ歩いていたのを声かけてアルウィンまで車に乗せてくださった山雅サポさんご家族がいた事を報告しておきます。サッカーやってるお子さんが山雅の選手を1人1人教えてくれたそうです(^∇^) ありがとうございましたm(__)m #yamaga
— チャーナ (@chaana2009) 2015, 6月 8
素晴らしいホスピタリティ。
おもてなしとはこういうものなのだと身をもって体感してきました。
アウェイサポーターが困っていたら助けてあげましょうとチームからお達しでも出ているのかと思ってしまうくらい。
みなさんとっても自然なこととして助けてくださるのです。
すべてのチームのサポーターがこんな風になれたら、Jリーグはもっと素敵な場所になるのだろうなと感じました。
2020年に行われる東京オリンピックでは、私たちもこういう対応ができたらいいな、なんてことをちょっぴり思ってみたり。
心がほっこり温かくなる遠征でした。